10Gbpsネットワーク構築計画(調達編)

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これを読んでいるゲーマー、特にFPS・格ゲーマーならできる限りレイテンシが低く高速なネットワークを構築したいですよね? ……ということで、私が人柱となって宅内フル10Gbps化を進めていくことにしました。

まずは調達編から。2025年中盤に書いたのにもう2026年だ。


ネットワークに詳しくない方も多いと思いますが、説明するのも面倒なので詳しい説明は省いていきます。

今回導入する回線は「ドコモ光 10ギガ」となり、フレッツの光コラボ回線(フレッツ光クロス)の一つとなります。
また、今回は残念ながらプロバイダを選ぶ権利がなかったため、@niftyを継続して利用し、家電として光電話の契約もある前提になっています。(私はOCNが好き)

ドコモ光のIPv6はMAP-E方式が採用されており(OCNバーチャルコネクト)、基本的には加入者側(ユーザ側)ルータがIPv4のNAPTを行う方式になります。加入者側ルータでのNAPTを行うため、もう一つの形式であるDS-LITEに比べIPv4でのセッション枯渇が起きづらいと言われています。本当かどうかは知らん。
……そもそも、IPv6移行が遅れているせいでIPv4 over IPv6なんていう意味不明な技術を使わざるを得ない状況となっているので、早めにIPv4は滅ぼしたほうが良いんですよね。

という至極どうでもいい前提を踏まえたうえで、以下のような機器選定基準を設け、機器を選定していきました。

機器選定基準

  1. 宅内はクライアント機器を除き、すべて10Gbps対応の機器にて接続する
  2. できる限り静音のものを選ぶ。もしくはファンコントロール可能な機器でコントロールを行う
  3. レイテンシを下げたいため、できる限りハード面での処理が強いものを選択する

ルータ:Fitelnet F310

光電話の関係で、HGW(XG-100NE)が必要な構成となっているため、基本的には10GBase-TのRJ45ポートがあり、RA移譲を受け入れられるルータであれば何でも良い。

よくご家庭にて使用されているのはYAMAHARTX1300かと思うが、IPv4 over IPv6の性能があまり良くないとのことで、まあゲームだと微妙か? とか、ショートパケット性能がイマイチ? とか色々あり、NECIX2310と悩んだ結果……

古河電工Fitelnet F310を購入した。

……たけーよ。

ただ、このルータはLAN側に割り当てられる10GBase-Tのポートが1つしかないため、色々な機器を接続する場合には別のL3/L2スイッチで10Gのポートを増やす必要がある。
ということで、別途L3/L2スイッチを用意することに。

L2SW:Xikestor SKS7300-4X4T

配下のL2スイッチについては色々悩んだ結果、好奇心からXikestorSKS7300-4X4Tを購入した。
こちらはAliExpressのセールで購入したのでAmazonよりは安く仕入れることができた。また、現状のネットワーク構成に組み込んで使用感を見ているが、初期に行った変な設定での再起動以外では特にハングアップしたりはしておらず、安定して利用できている。今後はより負荷をかけた際の動作を検証予定。

……どちらもファン付きで気にはなる音量がするので、10GのRJ45ポートの多いSWが登場すれば徐々にリプレイスしていきたい。

配下にL3スイッチを配置し、出来る限り宅内でも冗長構成を組みたい所ではあるが……アップリンクが一回線しかないのもあり、Spine-Leafみたいな構成よりは3層構造のほうが現実的だな……とか色々思うところはある。
L3はArista/Cisco/Allied/Panasonic辺りでSFP+対応かつBGPに対応しているもので構築したいという欲望があり現在物色中。

皆さん気になるであろうケーブル/NIC類は以下を購入。

NIC:Mellanox Connect-X4(MCX4121A-ACAT)

Mellanox(現NVIDIA)のNICを選択。なんかアキバでIntelのX710が搭載されているNICが投げ売りされているという情報もあった頃だが、結局買えなかった。こだわりがない方はそちらを選択すると良いと思う。今回はヤフオクで調達。
今手頃に入手できて安いNICといえばX510/Connect-X3あたりかと思うが、チップは古くWin11にドライバが対応していない(Win10ので動くが)等のサポートが心配なため、とりあえずもう一世代新しいものを買っておいたほうが良さそう。
一応今回のNICは25Gbpsにも対応している高級カードなので、今後の拡張にも一応は対応している。

SFP+モジュール:Mellanox MFM1T02A-SR / Cisco SFP-10G-SR

カードをMellanoxにしたのでモジュールも揃える形に。Cisco等々のモジュールの方が比較的安価に入手できるが、リンクアップが遅いとか色々あるらしい。発熱とかも考えるととりあえず同ベンダで揃えるほうが安牌(相性問題等々……)かと思い選択。
ちなみにIntelはベンダロックがあるため、偽装するかIntelのSFP+モジュールを選択する必要があるが、Mellanoxはベンダロックがないため選択肢は自由。(DELLのとかでもリンクするらしい)
FS.com等でMellanox互換モジュールが販売されているが、対で買うだけでありえない値段になるので、今回はAliExpressでおそらく中古品を調達。
見た目は若干の使用感があり(挿抜の際のちょっとした削れ感がある)、おそらく中国国内DCとかで使ってたんだろうな……といった感じ。SW上で見ている限りでは特に問題なく動作しており、正規/互換どちらであってもMellanoxとして認識されて動作しているならこの値段ではアリだと思う。

とか書いているが、結局Ciscoの10Gモジュールの中古品も調達。SW間の接続は常にアップしているのでアップリンクが多少遅くても問題ないだろう、という判断。今のところSFPの情報を読んでもおそらく正規品と思われる。

SFP+ to RJ45モジュール:ZYOPM 80m

Twitterで低発熱と話題になっていたので予備に購入。
とりあえずでテストしているが、事前情報通り思ったよりは発熱していないので続投しそう。
こちらはRT – L2SW間の接続に利用している。

光ケーブル:10Gtek OM3 マルチモード LC-LCケーブル

配線はLANケーブルで行うことも検討したが、どうせなら光ケーブルで配線してみたくなったので光ケーブルを購入することに。
特にこだわりがないのでAmazonで調達。OM4の方でも良かったが、宅内配線をする関係上かなりの長さを必要とするため、今回はOM3を選択。
メーカはあまり信用していなかったが普通に使えた。FS.comでの調達を考えていたが、1万円以下で買うと送料高すぎ問題が発生するため次も10Gtekでいいや……

■LANケーブル:サンワサプライ KB-T6ASTP-005GY

HGW-F310間、F310-SW間にLANケーブルが必要なため調達。Cat 6Aが欲しかったため、色々探した結果こちらに。
くっそ硬いのでCat 6で少し柔らかめのケーブルかつ色が多色あるものの調達を検討中。


……揃えるだけでアホみたいな金が飛んでいっており、もう何もしたくないです。

次回は設定、構築編でお会いしましょう。

改めて、ここまで読んで頂きありがとうございました! 何か聞きたいこと等がある方はX(@bit0715_rufure)等に連絡いただければ可能な限りお答えいたします。

それでは!

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